第十一章 原作

ジョニー「プラム・タートは思ったより手強い相手だった。足が無数に生えてて、それぞれが鋭いナイフみたいになってる。」

マーラ「きっと、それが配水管に穴を開けたのね。」
リリー「それじゃあ、通風シャフトを閉鎖しても無駄じゃない。」
ジョニー「あいつがここまで来たら、そのドアも簡単に破るだろう。」

ソルゲノ「バッドは?」
ジョニー「廊下を走ってて、突然あいつが現れた。火炎放射器でプラム・タートに攻撃を。俺を助けてくれた。」

リリー「それでバッドはどうなったの?」
ジョニー「廊下の途中で立ち止まって、あいつを止めるって。俺は倉庫まで逃げてきた。だがバッドは来なくて、プラム・タートが追ってきた。」

ジョニー「プラム・タートを殺す。あいつの行動範囲は船の全域に及ぶ。脱出のために倉庫へ行った途端、あいつに襲われるかもしれない。俺が最後に見たのは、倉庫のB−2ドアだった。もしかしたら、今ごろはドアを破って倉庫に侵入してるかも。」

リリー「どうやって、殺すの?」

ジョニー「作戦Bを決行する。プラム・タートは人間を追って来る。それを利用して、あいつを誘導できるはずだ。誰かが囮になってプラム・タートと鬼ごっこをする。囮はプラム・タートを引き連れて逃げていき、この場所でドアを閉める。そこに待機していたもう一人が反対側のドアを閉め、プラム・タートを閉じ込める。その中へ素早くケルゴサイト・ガスを流し込む。」

ソルゲノ「毒ガスで死ななかったら?」
ジョニー「そのときはそれまでだ。だが、あいつもドアを突き破るまでに時間はかかるだろう。その間にクルーザーの準備に取りかかる。」

マーラ「じゃあ、その作戦でいくとしましょうよ。それで一体誰が囮になるの?」

ジョニー「あらかじめ毒ガスのボンベを持って待機している人間が一人。他の三人全員で囮になる。誰でも作戦を実行できるように。広い船内ではあいつと上手く遭遇できるか分からない。時間がかかると、脱出に間に合わなくなる。」

マーラ「私はそんなの嫌よ。あいつを見つけた瞬間に自分が殺されるに決まってる。」
リリー「危険すぎるんじゃない?別の方法があるんじゃ?」

ジョニー「嫌なら、俺とソルゲノだけでやる。俺はあいつを殺したい。あいつはスコットを殺し、バンブも殺しかけた。それとバッドも。あと六時間もここでじってしていたら、あいつがドアを破って俺たちを殺しに来る。こっちから罠をかけないと。」

ソルゲノ「私も協力します。」
リリー「私もスコットのかたきは取りたい。でも、私には無理よ。」
マーラ「私は絶対嫌。」

ジョニー「殺さなければ、我々が殺される。俺たちは絶対に生き残る。」

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第十二章
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