序章 原作

宇宙船ロカタンスキー号はある一つの積荷を積んで、宇宙を航行していた。ランドン・ローバー社は今まで何度もこの宙域の帝国の活動を支持してきたし、船長のジョニー・グッドマンにとっても帝国との仕事は初めてではなかった。

今回いつもと違うのは、積荷が小さなコンテナ一つだけということだ。

少尉「グッドマン船長。」
ジョニー「サー?」

少尉「この船の指揮系統についてはっきりさせておこう。任務はコンテナを惑星ガンガーリに運ぶことだ。軍の命令は絶対だが、現場の指揮は私が取る。ここでは私が絶対だ。」

リリー「あいつ気に入らない。」
ジョニー「聞こえるよ、黙って。」

少尉「これより、ロカタンスキー号は帝国軍の指揮下に置かれる。船の操縦はグッドマン船長とキャン副操縦士に任せよう。任務は予定通り遂行すること。何か不測の事態が発生した場合は、自分の判断で行動する前に私に報告すること。勝手な行動は秩序を乱す。勿論処罰も与えられる。永遠に職を失いたくなければ、逆らわないことだ。」

ジョニー「もう終わったかな――あの、すいません、少尉。」
少尉「なんだ?」
ジョニー「惑星の軌道から外れました。これからハイパー・スペースに跳びます。」

リリー「あんなのに船を乗っ取られてなんとも思わないの?」
ジョニー「いいから、大人しくしててくれよ。」

ジョニー「ハイパー・ドライブ・テスト。異常なし。ハイパー・スペースに突入する。」

ジョニー「二十四時間で惑星ガンガーリに到着します。」
少尉「二十四時間の間に何も起こらないことを願う。」

リリー「仕事が終わったら、今度こそ食事に誘ってよ。会社が配給してる食事はクソだもん。」
ジョニー「分かってるよ。ガンガーリで美味いレストランを検索しておくから。」

Time Limit 24:00
第一章
Indexに戻る