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信沢 保の PORSCHE 特集 のホームページ |
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959 上のゴールドのものがSOMAの959、その下の二台がリアルトーイである。ブランド名は違うが、SOMAとリアルトーイのミニカーは非常によく似ている。しかしなんとなく異なった雰囲気を出しているのは、車軸がリアルトーイはユルユルなのに対して、SOMAはがっちりしているからであろう。とあるW氏からの指摘がなければ、この二つのミニカーに共通性を見出せずに今回の捜査の手が及ぶ事はなかったかもしれない。 実際に見てみるとSOMAの方が一回り大きく、マッチボックスほどの大きさに受け取れる。しかし実際に比べてみるとリアルトーイとほとんど同じなのである。これが我々を惑わしたトリックである。前述の通り、車軸の取り付け具合によるのと、リアウイングがSOMAの方が少し膨らんでいるのが原因である。 さてSOMAとリアルトーイの関係だが、二つのブランドの活躍時期から見て、ブランド名の変更というとだろうか。だが本当にネームチェンジのみだろうか。両者のミニカーにはいくつかの違いがある。リアルトーイではマフラーとテールライトが消え、内装が少し変化し、前述の通りウイングの形状にも変化がある。 SOMAブランドがリアルトーイ側の会社に買収されたのか。いやSOMAの会社の経営者が変わって、会社の方針が変わったのかもしれない。そのときに、SOMAの名で売られていたミニカーをリアルトーイに変え、劣化し始めた金型に修整を加えたのかもしれない。 何らかの事件があった事は間違いないが、詳しくは謎に包まれている。しかし、リアルトーイになってから、トイザらスで多く売られるようになり、今ではマイスト、ウィリーに並ぶ質のミニカーを作るまでに成長したのは紛れもない事実である。 「写真」PORSCHE 959 |
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928S4 (SOMA) 我々は中国へ飛ぶ代わりに、国内中古市場に出回るミニカーの中から、いくつかのサンプルを入手する事に成功した。SOMA時代の928たちである。 多くのミニカーメーカーが、928のデビュー後間もなくミニカー化しているが、SOMAは時期が遅れたせいか、バンパーがフラットになり、テールライトが縦目から横目になった87年以降(我々は仮に高年式と呼んでいる)のモデルをミニカー化している。高年式を作っているのは他にマジョレットくらいである。リアスポイラーが付くのが89年からなので、九十年代の頭ごろに作られたものだろうか。 一番上の白はミニカーのセットに付いてきた物である。といっても、この類のミニカーはもっぱらセット売りである。今回も我々で推理した年代順に並べているが、この四台はほとんど年代の区別がつかず、主にシートの色が白い方が新しいのではないかという推測のもとに並んでいる。 リアルトーイでは警視庁バージョンのミニカーが売られているが、それは今に始まった事ではない。日本は彼らにとって重要なマーケットであった事がうかがえる。これは働く自動車の四台セットのうちの一つである。発売元は株式会社ヒーローであった。当時はいくつかの日本の会社を通じて売られていたようだ。ゲット順は上の白より後なのだが、買った時点ですでに年月の経っていそうな状態だった。もしかすると、このなかでは最も古いかもしれない。 黒は中古屋で入手した物。白いシートは日焼けで変色しかかっている。リアには前オーナーの名前が書かれていた。我々は同じ名前が書かれたトミカの930も入手している。リア周りの銀色の塗りわけは難しそうだが、意外と上手く塗れている。 ヨーロッパ風のパトカーも用意してある。これは中古屋でルース状態で買ったのだが、記憶によれば何かのセットに入っているのを見たことがある。空港関係のセットだったかもしれない。 「写真」PORSCHE 928 |
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928S4 (Realtoy) ここからがリアルトーイの928である。トイザらスでアクションシティなどの名前で売られているのがリアルトーイである。SOMAからの変化を見てみよう。 一番分かりやすいのがホイールである。デザイン自体は同じだが、リアルトーイは接地面のスジが細く曖昧な物になり、タイヤのハイトが薄くなる形で径が小さくなっている。リアルトーイになってからは、劣化してきた型が手直しされており、キャスティングラインがハッキリするようになった。手直しの際にテールランプが小さくなり、ドアノブの凹みが長くなっている。シャーシでは、959もそうだったが、MADE IN CHINAの文字が移動し、細かい部分も直されている。928はフロント部分がシャーシ一体なのだが、そのフロント部分が少し引っ込むようになった。さらにボディの後ろの穴に引っかける部分はSOMAより出っ張るようになった。 パトカーはSOMA時代からタンポを流用している。また、パトライトの接地面がSOMAでは平らだったのが、リアルトーイでは屋根の曲線に合わせてカーブしている。このときからウインドウにミラーとワイパーのキャスティングが消える。 グリーンはアクションシティのパーキング系セットに付いてくるもの。他に茶色もある。現在では新しく作られた金型が主流だが、このようなセット物にはSOMA時代の末裔が生き残っている。このグリーンではホイールのスジが完全に消えフラットな物になっている。 警視庁バージョンもSOMAから流用。手直しされた金型もこの頃には再び粗悪化している。SOMAの警視庁と比べてみると、明らかに質が劣り、改修を重ねて作りつづけられる息の長いモデル故の運命を見ることになる。 「写真」PORSCHE 928 |
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930 SOMAの930。他に同タンポで茶色がある。チープなSOMAだが、ドアが開く物がいくつかある。時期は上の白のSOMA928と同じだが、この金型は現在リアルトーイでは使われていない。その理由は、このモデルが日本のトミカとクリソツだからかもしれない。同じような生い立ちの他のSOMAたちも、現行ラインナップから外されたことだろう。 「写真」PORSCHE 930 |
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993 現在の911としてはこちらが売られている。オートアートには敵わないが、小スケールの993としては良い出来である。最近のリアルトーイの作風だ。このような新金型に圧されて、SOMA時代からのミニカーは消えていく事になるだろう。 「写真」PORSCHE 928 |
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