今までの特集を見ても分かるように、私のコレクションはトミカサイズが中心になっています。そのサイズの中でなら、かなりショボいモデルも詳しく述べてきましたが、それ以外のスケールのモデルを紹介する機会がありませんでした。この「適当なレビュー」は、サイズに関わらずポルシェのミニカーやトイを適当にチョイスし、何かしら感想を書くという趣旨の記事です。

明るいポルシェ
ボディカラーは黒であるものの、とても明るい雰囲気のモデルです。その秘訣はまずレインボーカラーのシールにありますが、このモデル自体にもたくさんのポイントが隠れています。まずはタルガというオープンボディである点です。シールにはカブリオと書いてありますが、オープンなら何だってカブリオでいいのです。しかもターボボディであり、バンパーとスポイラーはフラットなエアロ仕様、ホイールはメッキと来ればこんなに西海岸的なポルシェはありません。人気のボディスタイルとプラスチックという素材が合わさり、まるでアメリカ製のレプリカのような雰囲気まで出している非常にクールなトイです。
裏を返せばシャーシには「MADE IN CHINA」としか書かれておらず、メーカー不明です。フリクションモーターのため、後ろのシートが埋まっているというのはこの手の玩具にはよくあります。前後のホイールが違うのもそれほど珍しくありません。

スペインのポルシェ
フリーマーケットで買ったギスバルの959です。スペイン製と聞いてどんなモデルなのかと期待を持ってしまいますが、意外にも無難でまともな出来に仕上がっています。コレクター向けミニカーではあまりない1/30というスケールですが、マイスト系やウェリーなど玩具志向のメーカーではこのレンジのモデルは結構普通です。つまりギスバルもそれらのメーカーと同じタイプということなのでしょう。ボディとシャーシが、カシメでなくフックのみで留まっています。剥がすときに割れそうでカシメより厄介になりそうです。

警視庁のポルシェ
日本で導入された911のパトカーはちょっと有名ですが、もし80年代に核戦争が起こって世界が荒廃したら911もこんな姿になっていることでしょう。リアスポイラーは普通のホエールテールのままですが、フェンダーはかなりワイドにモディファイされています。サイドマフラーから見てV8FRに改造済みのようです。
裏側には「MADE IN CHINA」のみでメーカーは分かりません。モーターが入るスペースがあるようですが、このモデルには何も付いていません。1/18ほどの大きさがあり、持っていても邪魔になることが想像できます。

走るポルシェ
安物の玩具ではよくある有線コントロールカーですが、珍しく968をモチーフにしています。普段は下らないモデルを買わないようにしている私も、物珍しさで買ってしまいました。裏にはライオンのマークがあり、メーカーの特定の手助けになりそうです。またコントローラーに「パトカー」とカタカナで書いてあるので、日本市場のみの仕様であるらしいことが分かります。コントロールといっても動きを操れるのは前進と後退のみで、ドラッグ向けのマシンになっています。走っている間はパトライトが光ります(点滅はせず光りっぱなしです)。コードはかなり長く取ってあり、二台揃えてレースすれば結構遊べそうです。


実用的なポルシェ
930フラットノーズのような形をしたパソコン用のマウスです。トイというより非常に実用的なポルシェグッズと言えます。上側だけを見ても何なのか分かりづらいですが、ひっくり返してみれば見慣れたボールが確認できます。自分の生活をポルシェで埋め尽くしたい人にはおすすめです。普通のマウスの2倍ほどの大きさがあり、手が大きい人なら快適なPCライフへのソリューションになることでしょう。これが実際に使えるかどうかは試していないので分かりません。
実は前々からこういったトイを取り上げた記事を書こうと思っていたのですが、体系的にまとめるのが難しかったため先延ばしにしていました。そこでこうしてバラバラかつ小出しで紹介する形を取りました。「適当なレビュー」は今後もネタ切れ、多忙のときなどに活用できるシリーズになると思います。
このレビューをコレクションの参考にしていただければ光栄ですが、どこで買えるのかという質問はお控えください。上のモデルは全て中古で買ったものであり、いつどこでどの会社から売られていたのかという情報は私が知りたいくらいです。
