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信沢 保の PORSCHE 特集 のページ |
| 1967年式1500 - Matchbox |

| ミニカーは1968年の金型。ライトの形は12Vのようで、小さいテールライトで鼻筋のないリアフードなのでこれは67年。シャーシにはフォルクスワーゲン1500サルーンと書かれ、リアフードにもVW1500と書いてあるので、これは1500と断定する。それとリアフードにエンブレムが付くのは67年からのようだ。アメリカや日本では67は12Vライトになっていたが、ヨーロッパでは古い6Vのままだった。箱絵にはプレスバンパーに12Vライトの高年式風のビートルが書かれていて、ミニカーもプレスバンパーのような形だが、フロントフードやリアの形は67のものに見えるので67年とした。イギリスのミニカーなので12Vの67というのも変な話だが、途中で67から68に路線変更して結果的に12Vの67になったのではないだろうか。 |
| 1962〜63年式 - Matchbox |

| こちらは最近の2002年の金型。メキシコタクシー風のサンプルしか用意できなかったが、カラーリングは無視する。明らかな6Vフェンダーから低年式であることが分かる。リアウィンドウが四角になった58年以降で、リアフードのナンバープレート灯が小さいのは63年まで。62年にはテールライトが大きくなるが、ミニカーでは大きさの差が微妙で判別できない。この塗り分けはまるで古いライトに見えるが、塗り分けで判断するのは難しいところ。このタクシーの元になったラグトップ版は62年としてリリースされているので、タクシーも同じ仕様であると判断する。62年と決めてしまうのも手だが、タクシー版は特に年式の指定はされていないようなので62〜63であるとしておく。 |
| 1967年式 - Zylmex |

| サイケな雰囲気のジルメックスはマッチボックスのコピー。形状的に同じなのでこれも67である。しかしリアフードのエンブレムが消えているので、1500、1300、1200の区別は付かない。 |
| 1968〜70年式 - Zylmex |

| これは上のジルメックスと同じだが、しかし同じではない。品番は変わらずにD20番だが、明らかに金型の改修を受けている。まずバンパーが明らかにプレスバンパー風になった。そしてテールライトが大きくなった。一番すごいのがフロントフードにスリットが付いたこと。明らかに高年式への改造を意図して行った証拠である。ただフロントフードの形はそのままなので、高年式の割にはほっそりした感じを残している。サイドウィンドウの後ろに三日月型の通気口やその跡が見られないので、70年までのモデルと言える。ただし70年の1500はリアフードにスリットが開くので、それは除外する。 |
| 1967年式 - Sohbi |

| ソービはジルメックスからのコピーがとても多い。サイドウィンドウの形から言っても、ジルメックスの初期のビートルがオリジナルなのは明らか。しかしバンパーが低年式らしいシングルバンパーになった。ということでこれも67とする。ライトがボディ一体となったことで、6Vライトの印象が強くなった。 |
| 1975年式1303LS - Siku |

| 膨らんだフロントフードとラウンドした窓を持つ1303は普通のビートルとは別物。1302の進化系で、73年から75年まであった。ウィンカーは省略されることが多いが、バンパー内にオレンジのマークが入っているので、ウィンカーが埋め込み式になった75年であると言える。シャーシには1303LSと書かれている。1303LSは1303Sの豪華仕様車のこと。シクはサイドの三日月通気口が省略されている。 |
| 1975〜80年式1303LS Cabriolet - Siku |

| 一つの車種でセダンとカブリオを出すというは、よく見かけるスタイル。セダンと共通シャーシなので、シャーシに1303LSと書いてある。1303のセダンは75年を最後に生産終了するが、カブリオは78年以降まで生き残っていた。ただし1303のカブリオとして作られたのは確かだが、LSというグレードが最後まであったかどうかはよく分からない。またシートのヘッドレストが途中で一体から別体になるが、ミニカーではどっちにしろ同じような表現になったてしまうので判別できない。 |
| 1968〜70年式1300 - Yatming |

| フェンダーが一見6Vに見えるが、これはアイロン型テールライトの高年式である。ジルメックスの後期のビートルと同じタイプだが、初期のヤトミンにはリアフードにVW1300のエンブレムがあるので1300と断定できる。バンパーはメッキでプレスバンパー風だ。 |
| 1975〜80年式1303(S) Cabriolet - Summer |

| サマーのビートルは幌を閉じた状態のカブリオということでちょっと珍しい。2シーターになってしまっているのは、サマーの拘り上仕方がない。低年式風のバンパーが付くが、ビッグテールとラウンドしている感じの窓からして1303である。プレスバンパーにもオプションでオーバーライダーが付いた。細かいグレードまでは特定できないが、リアエプロンに膨らみが見られるので75年以降であると思われる。普通のミニカーならバンパーに隠れていて作られない部分だが、バンパーがかなり下に付いているサマーでは律儀に再現されていた。 |
| 1975年式1303 - Maisto |

| MCトイと同じマイストのビートルは1303。しかしシャーシにはVW1300と書かれている。1303が1300エンジンで、1303Sは1600エンジンなので、これは1300の1303であることを示していると解釈する。フロントのモールが上まで伸びて1303にはワーゲンマークが付かないのが分かる。サイドに小さなウィンカーが見られるので、バンパー内にウィンカーが組み込まれた年式であると言えるが、この小さなちょうちん型マーカーは日本仕様の特徴である。マイストはアメリカ系の会社だからちょっと不思議な出来事だが、これはイマイのプラモデルを参考にしたことが原因らしい。窓の前に付いているスリットが中央で分かれているが、これはイマイのプラモの特徴と一致する。実際のスリットは分かれていない。また1303にしてはフロントフードのボリュームが足りなかったりと、形が悪いのは元のプラモの出来が良くないからだったようだ。 |
| 1975年式1303(S) - Realtoy |

| どうやらマイストのコピーであるようだ。ちょうちんマーカーと、分離したフロントのスリットがその証拠だが、バンパーがかなり下に付いていて一層格好悪い。フロント下部のスリットよりも下に付くのはありえない。これは数年前にトイザらスにあったケバい色のアクションシティと同じミニカーである。 |
| 1972年式1302(S) - Real-X |

| トミカサイズにあるものは1/72にもあるのがリアルトイ。しかし微妙に仕様が違うのもよくあることで、しかも1/72の方が明らかに力を入れて作っている。これは窓は平面でフロントが膨らんだ1302のようだ。ちなみに平面と言っても、65年からのビートルのフロント窓ガラスは厳密に平らではない。1302は71年と72年の2年間だが、リアフードのスリットですぐに判別が付く。これは72年のタイプである。1200を除けば、72年からこの本数のスリットが全てのビートルに付くようになった。フロントフードにスリットがないのはリアルトイのミス。 |
| 1973〜74年式1303(S) - Realtoy |

| 上の黄色い方のリアルトイと基本的には同じだが、微妙に金型の改修を受けた。リアルトイの中でもかなり初期の頃のこの金型をなぜ改修したかといえば、1/72で出ている1302と同じ仕様にするためであるようだ。そのため、フェンダー上にウィンカーが付き、フロントフードにワーゲンマークがプリントされ、テールライトが変わった(アイロン型にしたかったようだ)。が、肝心のボディは1303のままであるのでかなりおかしな仕様になった。唯一改善されたのは三日月の通気口が付いたことだ。ちょうちんマーカーが付いたままフェンダー上にウィンカーが付いたが、給油口を作ったことで右側だけマーカーが消えた。ここはいっそのこと、左にしかないマーカーは無視して73〜74までの1303であるということにしようと思う。フェンダーのウィンカーはかなり目に付く変更だ。 |
| 1967年式 - Kintoy |

| 特殊な年式である67年は人気のある年式でもある。ミニカーというよりお洒落なインテリアと言った雰囲気のキントイ。バンパーは低年式のものが付き、リアのライトとフードから67であると言える。ライトはかなり垂直に立っていて12Vのようにも見えるが、フェンダーの形から6Vのような印象も受ける。どっちにしろ67であるのでこれで良しとする。日本では67というと12Vが普通なので、6Vの67は馴染みがない。 |