PORSCHE
信沢 保の
PORSCHE 特集
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特集では、メインのページだけでは紹介しきれないことを、解説していきます。


2006/1月号
超マジョレット特集 part1


 60年代辺りから小スケールミニカーを作りつづけてきたマジョレット。日本では長い間カバヤが菓子付きミニカーとして販売、スーパーで台紙にブリスターがぶら下がっている。日本男児が遊ぶミニカーとしてはトミカの次に多いのではないかと思われるくらい馴染み深いものがある。1/64系ミニカーが人気の今、世間の評価的には「最も身近なチープミニカー」であろう。しかし僕としては良・中・悪の評価で間違いなく良に入るミニカーだと思っている。そのミニカーには京商やリアルトイにはない小スケール・ミニカーの存在感がある。しかしこれをコレクションする時、販売方式ゆえの見つけづらさと膨大なカラーバリエーションがその道を阻む。トミカやHWのように本で取り上げられることもなく、メジャー・メーカーのくせにカラバリは霧に包まれ、手近で見つけた物を手に入れていくしかない。

930 TURBO
No.209
 マジョレットでポルシェと言えばこれ。930ターボ3.3。80年代の金型だが、この頃クワトロやコルベット、RX-7などワイドタイヤをはみ出させたモデルが流行った(マジョレットの中で)。このタイヤは評価が低く、マジョレットの黒歴史となっている。996もリリースされているが、いまだに現役で作られている。窓に熱線があるものとないものの2種類があり、熱線なし→あり→なし のように変化したように思える。カラバリは過去の特集で最多だが、これだけ集めても全バリエーションから考えると氷山の一角に過ぎない。
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo / Majorette

 比較的状態のいい方(?)。七夕祭のフリマで買った。いかにもその時代らしいラインのタンポ。メタリックで、光の当て方によっては茶色に見える。
930 Turbo / Majorette

 同タンポの色違い。微妙なメタリックで、こちらはピンクに近い赤色。シルバーのタンポは剥がれやすく、屋根の所はシルバーがほとんど剥げてる。
930 Turbo / Majorette

 これも同じタンポ。美しい青色で傷も少なそうに見えるが、これは屋根が歪んでいる。見つけたとき嬉しかっただけにへこむ。3台ともフランス製で熱線なし。
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo / Majorette

 ここからまた同じタンポの色違い。内装とシャーシの色は3台で共通。マジョレットは中古だとなかなか状態のいいのがない。フランス製で熱線なし。
930 Turbo / Majorette

 蛍光っぽいイエローで結構好きな色。よく見るとサイドの部分がちゃんと塗れてない。フランス製で熱線なし。
930 Turbo / Majorette

 画像の個体は最近手に入れたものだが、このカラーの930が僕にとっての最初の1台。先の930と同タンポ色違い。フランス製で熱線あり。
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo / Majorette

 最初のやつと一緒にフリマで買ったもの。豪華な金色ノータンポだが、ちょっと傷が多い。もうちょっと綺麗なら自慢にもなりそうなものだけど。フランス製で熱線あり。
930 Turbo / Majorette

 ここから生産国の表示が消える。塗装の剥げがひどい青。屋根が白いのは何かのシールを剥がした痕のよう。フロントに何か書いてあるけど読めない。熱線あり。
930 Turbo / Majorette

 Smelly Speedersといって、タイヤからチョコの匂いがすると言う好き嫌いの分かれるシリーズ。その昔スワップミートで買った。昔はミニカーの引き出しを開けるとこれの匂いがしてきたものだ。熱線あり。
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo / Majorette

 この辺りから見慣れたカラーのモデルになってくる。真っ赤なボディにポルシェマークと、ポルシェ好きなら押さえておきたいバリエーション。この色でチョコタイヤになっている物もあるよう。当時スーパーで買った。熱線あり。
930 Turbo / Majorette

 1999年頃のもの。白に黒い内装、オレンジのシャーシという色合いがミスマッチでダサい。熱線あり。ブリスターでもう1個持ってる。
930 Turbo / Majorette

 2002年のもの。ナナサンカレラ風のストライプが入ってカッコいいが、もちろんこれはカレラではなくターボ。テールライトが塗装され、フロントフードにエンブレムが入る。熱線なし。これもブリスターで綺麗なのがある。
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo
930 Turbo / Majorette

 2003年頃のもの。基本的に黒と同じタンポだが、ライトやエンブレムはなくなっている。でも色合いがいいので、こっちの方がカッコいい。熱線なし。
930 Turbo / Majorette

 2003年頃のもの。濃い目の青にレース風タンポ。上の白よりはこっちの方がなんとなくいい。息が長いのに金型の劣化はそれほど感じられないのは「品質への情熱」が成した業か。
930 Turbo / Majorette

 2004年から2005年くらいに売られていたもの。メタリックブルーに赤の内装で、タンポはない。こういうのもいい。この年ポルシェは青ばかりだった。熱線なし。

962C
No.235
 シャーシにはスポーツプロトとしか書かれていないが、明らかにポルシェのグループCカーのモデル。フロントのオーバーハングが短いし、世間的な解釈もそうらしいのでこれは962Cということになる。ウィングはボディ寸法からはみ出さないタイプ。ギスバルが同じ仕様の962Cを出しているが、金型は全然違う。(ウィング形状からの956/962の識別はできない)
962C
962C
962C
962C / Majorette

 フロントノーズの形状がちょっとおかしい。いい感じにレーシングカラー。しかしもっと古い車種なら似合ったんじゃ?ウィンドウが落ちてる。
962C / Majorette

 ちょっとダサい。自分の車にチャンピオンとか書くチームってあるのかな。左の水色と並んで結構見かけるカラー。
962C / Majorette

 エラーじゃないよね?サイドのタンポが省略されたバージョン。リアウィングの文字も消えてる。タンポの色もレモン色っぽい。
962C
962C
962C / Majorette

 前のオーナーがペンか何かで墨入れしたらしい。これはホイール違い。タンポはレモン色。ホイールが新しくなる過渡期は、こういうバリエーションがよく発生した。
962C / Majorette

 ホイールから察するに比較的最近のモデル。カラーリングもセンスがよくなった。中古で買ったけど、なかなか綺麗。

924
No.247A
 928 S4と品番が並んでいるが、928よりも前からあった金型。最近のは品番が変わった。メジャーでは他にHWがリリースしているくらい。小スケールではマジョレット版が最も入手しやすい。リアゲートが開くギミック付きで、バンパーとダッシュボード、シートとテールライトを一体パーツにするなど工夫も見られる。新しい金型と違ってコンパクトにまとまっているのも良い。
924
924 / Majorette

 カバヤでは全然見かけなかった924だが、2004年頃からこのカラーリングが登場した。店頭では発見できなかったものの、人の手を借りて2台ゲット。

928 S4
No.247B
 メジャーなメーカーからはことごとくリリースされた928だが、マジョレットはちょっと遅れてS4をモデル化。よく考えてみると930も後期型だし、Cカーも956はスルーして962Cをリリースしたりと遅れてるが、それでいて924はすぐ出したりと他よりもずれている。マジョレットは全体的にサイズが大きめだが、これも大柄。加速姿勢のようにフロントが持ち上がり、窓は黒で内装はない。ライトは別パーツだが、窓と一体なので黒。
928 S4
928 S4
928 S4 / Majorette

 日本語カードになったHWの928を連想させる金色。タンポはテールライトのみ。それにしても、マジョレットのテールライトはなぜかみんなオレンジ。90年代後半の物。
928 S4 / Majorette

 こちらはかなり新しいバリエーション。2004年くらいまでこの青が売られていた。画像のは中古品で、リアスポが欠けてる。何をしたのか分からないが、タイヤにピンク色がたくさん付いてる。
928 S4 Police
928 S4 Police
928 S4 Police
928 S4 Police / Majorette

 ソニック・フラッシャーというシリーズの1台。フロントを下に押すとライトが光ってサイレンが鳴る。数年前に中古で買った時はまだ鳴ったが、今はもう電池が切れている。
928 S4 Police / Majorette

 警視庁カラーになってるのはたぶん日本限定。リアルトイの日本パトカー仕様とか外人は持ってなさそう。これはライトの所に縁取りがあるバージョン。
928 S4 Police / Majorette

 英語仕様。ボディの程度は結構いいが、リアスポが大きく欠けてる。ソニック・フラッシャーはシャーシの車名と品番が消えてる。海外の人からトレード。

 この他に古い物になると、804F1やポルシェ・ルマン(907か908)など魅力的なモデルもある。しかしどちらも入手困難。今回は930のカラバリが多くて困ったが、ジャンクばっかりで全部並べても「だから何?」としか感想が出ない。集めても揃えたって感じがしてこないという、割に合わないコレクションだ。もうちょっと状態の良い物が手に入ればいいのに。重量があるだけにチープミニカーよりも傷が付き易い傾向にある。この時期になるとなぜかいつも続き物になってしまうが、今回もマジョレット特集はパート2へ続く。

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To be continued ->Part 2
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