PORSCHE
信沢 保の
PORSCHE 特集
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特集では、メインのページだけでは紹介しきれないことを、解説していきます。


2004/8月号
1/72の奇襲!Hongwell特集

 ミニカー特集で扱ってきた中では最もメジャーであり、唯一のトミカサイズではないブランドである。トミカより一回り小さい1/72スケールで、突如として日本に現れ、食玩やガチャポンなどありとあらゆる手段で我々のコレクションに侵入している。ほんの数年前までは誰も知らなかったホンウェルはコレクターを魅了し、日本に1/72ブームを巻き起こした。
 僕がミニカーのバリエーションについて深く研究する企画を考えていた時に、このホンウェルはHWと並んで研究対象となっていた。いずれはポルシェの全バリを集め、サイトで公開し、ナンバープレートの違いなど細かい点に至るまで解説を付ける、という計画があった。しかしバリエーションの急増と入手経路が多岐に渡ることから、全てを収集することはもう諦めてしまった。細かいバリ違いにもナンバープレートの他にテールライトやエアインテークのタンポ違い、ワイパーのタンポ違いなどあまりにもバカバカしいレベルでバリ違いを展開しているのでそれら全てを追及することは困難を極めている。内装色の違いまでならありだが、そりゃないよである。色違いなどは今でも欲しいと思っているが、このブランドに関してはそれ以上の追求は避けようと思っている。
 細かいバリエーションについてはHongwell Collectors Club Japanでご覧になってほしい。ポルシェのバリエーションも全てここで分かると思う。
 ここでは僕的なホンウェル・ポルシェの解説をつけてみたいと思う。
356
356B

 356のミニカーというのは嬉しいものだ。僕はトミカのスピードスターくらいしか356を持っていなくて、今でも356のミニカーは入手できると他とは違う喜びがある。ヘッドライト、バンパーなどは別パーツで、細かい作りがホンウェルらしい。
 しかしフロントにPORSCHEの文字が入るのは356Aまでで、このミニカーは間違いを犯しているわけだが、なぜか世の中の356BのミニカーはここにPORSCHEが入ってしまっている。なんで?それとたぶん熱線とかも付かないんじゃ?
 色違いに黄色、メタリック赤がある。
「写真」Hongwell PORSCHE 356B

550A SPYDER

 車種的にこちらも嬉しい550。マイスト、100%HWからも出ているが、ホンウェルが一番良い形をしていると思う。でも、なんでこう車種が他のブランドと被るんでしょ?誰かが少しずらして718とか出してくれればいいのに。(と思うのは自分だけ?)
 シルバーに比べて赤が圧倒的に多く出回っていて、明治のオマケの赤は内装が黒になる。やっぱ実車のイメージに近いのはシルバーだ。
 色違いに黒、シルバーのレーシングも出ている。レーシングにはコックピットにカバーが付く物もある。
「写真」Hongwell PORSCHE 550A SPYDER
Porsche 550
Porsche 911 GT2
911 GT2

 これも小スケールミニカーにはあまり見かけないモデル。他のモデル同様出来は非常にいい。ヘッドライトのマッチングもばっちりである。オーバーフェンダーのリベットに至るまでほぼ実車通りにできている。でも、これも熱線が実際に付いているかどうかは……。
 色違いは黒、白など。写真中央のシルバーは友人のMM氏がステッカーチューンしたやつを送ってくれた物。シルバーのルースはこれしか無いので。
「写真」Hongwell PORSCHE 911 GT2

996 Coupe

 スマートで好感の持てるモデル。HWのGT3と比べると形の忠実さが分かる。ライトは前後とも彩色されたクリアパーツで、サイドのガラスが半分開いた状態という凝った作りになっている。なんか地味な色合いだけど、赤がブリバリできてないんだよね。
 ナンバーやワイパーの違いがあるが、前述のHCCJではワイパーの違いはバリエーションにカウントされていない。色違いは今のところこれと赤だけ。
「写真」Hongwell PORSCHE 996
Porsche 996
Porsche 996 Cabriolet
996 Cabrioret (open top)

 やっぱりクーペと比べて爽やかな色が多い。カブリオもだいたいクーペと同じ作りになっている。流通量は黄色が最も多く、またこの色はかなり初期の頃からあった色である。これにもクーペ同様のワイパー違いが存在する。
 色違いはライト・イエローやメタリックの水色がある。シルバーはR-Type Carで買い逃したのでジャンクを二つ入手したがどちらもウィンドウが破損している。誰かシルバーが余っている方……。
「写真」Hongwell PORSCHE 996 Cabriolet

996 Cabriolet (soft top)
 ホンウェルでは996に三種類のボディバリエーションが存在することになる。このような違いを一つのブランドが一括して出してくれるのは嬉しい所だ。ソフトトップも他の996と同じ作りをしていて、サイドの窓も半開きになっている。幌屋根はフロント・ウィンドウと一体のプラパーツでできている。しかし他の二種よりデビューが遅く、ワイパーがプリントではなくウィンドウに出っ張りが付くカタチとなっている。あと、幌閉じるとあんまカッコ良くないな……。
 他に白、ライト・イエロー、赤、濃赤がある。
 ちなみに写真のブリスターは現行cararamaパッケージ。そーいえば、青はまだ開けてなかった。
「写真」Hongwell PORSCHE 996 Cabriolet
Porsche 996 Cabriolet
R-Type Car
R-Type Car
 ホンウェルとのファースト・コンタクトはこのR-Type Carの550だった。フルタでチョコ付きヤトミンが売られた後のことだ。青が第一弾でポルシェは550のみ。箱にF1チョコが二つ入っている。
 赤が第二段で、一車種に色違いを付けることによって圧倒的に数が増えた。ポルシェは356(赤、黒、銀)、996クーペ(赤、青、黒、銀)、996カブリオ(赤、黄、銀)、GT2(赤、銀)が発売された。この時ナンバープレート違いのバリが発生した。このパッケージには356が大きくデザインされている。
 あと、ゴキブリが集ると嫌なのでチョコは全部食べました。食玩でもチョコだけは食べておいた方がいいかも。放って置くと将来の危険が危ない。
「写真」R-Type Car

cararama
 cararamaというのがホンウェルのメイン・ブランドだと思う。少し前まではこのタイプのデザインのパッケージだった。写真は二台セットだが、シングルはもちろん、三台や六台など色々な数で売られていた。この二台セットはイケダで買った物。関係ないけどその時、金メッキの956チョロQ(非売品)が当たりました。マジ嬉。
「写真」cararama
cararama
Porsche 928
928
 ホンウェルが日本上陸する前、かなり初期のモデルに928がある。これはホンウェル最初のミニカーの一つであるという。Pre-Hongwellという言い方もあるようだ。写真はそのホンウェルのコピーだが、基本的な形は本物と同じである。ライトは珍しく立った状態でキャスティングされ、後ろにはPORSCHEという文字もキャスティングされている。それと、若干肉厚な感じである。
 本物には内装があり、赤、青、黄、緑の四色がある。日本ではたぶん売られなかったと思う。
「写真」Unknown PORSCHE 928

 というわけで簡単にホンウェルの説明を付けてみた。これでも結構な量になったので、事細かなバリエーションまで追求していたらどうなっていたことやら。ホンウェルは今年になって356一号車と904も出している。どちらも欲しくなる車種だ。が、904についてはすでに13種類ものバリエーションが存在している。勘弁してくれ。ホンウェルは1/43でもポルシェなどを出しているが、大きくなるとなんだかあんまり良くないような。とくにソフトトップ・モデルは形が……。やはりホンウェルの真髄は1/72であろう。
 初めてのホンウェルはフルタのR-Type Carと書いたが、その後あるガチャポンによって僕の収集意欲に火が点いた。それはホンウェルのガチャポンだったのだが、なんと中身はポルシェとタイプ2だけだったのである。車種は550、356、996、996カブリオ、GT2、タイプ2である。僕などかなり特定の人物には夢のようなガチャだったのだ。僕は早速手持ちの二百円で回したのだが、出てきたのがタイプ2……(まあ、ワーゲンだから別にいいんだけどっ)。家に帰って金持ってからまた行きました。それでだいたい種類揃えたけど、996クーペだけ出てこず。でも、550と白の356がいっぱいゲットできたことだし良かった良かった。
 その後R-Type Car第二弾の登場によりホンウェル・コレクションは軽やかに加速していった。今思えばあの頃が僕にとってのホンウェル最盛期だった。ここで紹介しているのがその結果である。

 あと、ここで出てないバリエーションはトレードできる方を内緒で募集中!

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